御朱印
御朱印とは何か
御朱印(ごしゅいん)は、神社・寺院を参拝した証として授与される印だ。朱色の印と、墨書きによる日付・寺社名・ご本尊名などで構成される。御朱印帳に集める習慣が広まっている。
本来は、写経を納めた証として授与されるものだった。「納経印(のうきょういん)」という呼び方もある。四国遍路ではこの意味合いが今も残る。
ブームの背景
近年、御朱印ブームが起きている。若い世代を中心に、御朱印帳を手に神社・寺院を巡ることがひとつの文化となった。SNSでの共有も広まりを後押しした。
「スタンプラリー化している」という批判もある。しかし、御朱印を求めることで初めてお寺・神社の敷居をまたぐ人も多い。入口が形式的でも、本堂に手を合わせる機会が生まれることに意味がある。
POINT
- 御朱印は参拝後にいただく——順序が大切
- 本来は写経を納めた証——納経印とも呼ばれる
- 形が入口でも、手を合わせる機会が生まれることに意味がある
本来の意味
御朱印をいただく前に、本堂・拝殿でお参りするのが礼儀だ。御朱印は参拝の後に授与していただくもの——という順序が大切だ。
御朱印帳は、自分の参拝の歴史だ。開くたびに、そのときどこにいたか、何を感じたかが甦る。記念品ではなく、信仰の記録として扱う人もいる。
始め方
御朱印帳は、神社・寺院で購入できる。最初の一冊は、特別な場所でいただくと思い入れが生まれる。
神社用と寺院用を分ける人もいるが、必須ではない。大切なのは、参拝を丁寧に行う習慣を持つことだ。
御朱印帳は、自分の参拝の歴史だ。